スタッフブログ
コロナ禍とともに③
国内外でコロナのみではなく、さまざまな問題で揺れに揺れている感じを受けます。世界は、日本は、コロナは、オリパラは、、、国が、国民が、みんな悩み苦しみ、しかし、そこから逃れようとして、または対峙しようとして懸命にもがいている昨今の状況が垣間見られます。
政治的には「夜の銀座問題で公明党や自民党の議員が辞職・離党、緊急事態宣言の1ヵ月延長(10都府県)、改正特措法・改正感染症法の成立で時短に応じない事業者や入院を拒否した感染者に罰則として過料を科す、首相の長男接待問題で総務省11人を懲戒・訓告処分」、国際的には「ミャンマーでクーデター・スーチー国家顧問らを拘束、WHOがアストラゼネカ製ワクチンを承認し途上国への供給を後押し」、スポーツ関係では「オリパラ組織委員会森会長が女性蔑視発言問題で辞任」、経済的には「昨年12月の平均賃金は3.2%減少(コロナ禍の影響)、2020年のGDPは11年ぶりにマイナス成長、株価はコロナウイルスワクチンへの普及期待で3万円台の大台を回復」、社会的には「児童虐待が初の10万人超の10万6960人(前年比8.9%増)、国内で米ファイザー社製のワクチン初特例承認」等が挙げられます。いやはや、すべての分野にまたがって、新しいことに挑戦したり、急ピッチで事を進めていかないと、世界の、日本の何かが崩れ落ちて行く予感さえしてきます。
当相談室では、地道にご連絡をいただき、誠実に親身になってカウンセリングや問題解決のための方策を編み出し、行動に移すことをクライアントと共に考えていきます。物事は成るようにはなりますが、その為の早期相談が是非とも必要です。身軽になってご自分の自由で闊達な人生を歩むための勇気と理性を持つことからスタートしたいと思います。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
コロナ禍とともに②
1/7日に新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、緊急事態宣言が発令されました。一都三県をはじめ、大阪・京都など7府県が発令に至りました。1月は東京都の感染者数が一日で二千人前後で、これでは緊急事態宣言もやむを得ないことでしたが、これももっと早く・・・という批判や後手後手感も無きにしも非ずで、政府の対策に疑問が呈されました。1か月の期間限度の発令でしたが、2月に入り感染者数の減少も見込まれず、また病床逼迫や重症者数・死亡者の増加が追い打ちをかけ、さらにもう一か月の宣言延長が発令され、現在に至っています。今後どうなるのか・・・さらなる対策やワクチン接種の早期・迅速性が急務になっています。
現状では、新規感染者数は減少傾向にあるものの、昼間・休日・平日に限らず、街中での人出が増加し、テレワークも3~4割程度、ましてや高齢者の減少が進んでいないと言われています。昼のカラオケや食事会も抑制できていない中での病床の逼迫が心配になります。問題点や課題は次のようなことが挙げられます。
「国と各都道府県の連携・協力、爆発的拡大防止策、医療崩壊の防止策、生活全般・各家庭・企業等への支援策、社会・経済の再生、高齢者対策、クラスター対策、PCR検査の拡大、医療・保健の役割の緩和、変異株対策、リバウンドの問題、下げ止まりへの懸念と対策、減少度合いの鈍化の問題、通常の医療体制確保の問題、国民の行動変容やコミュニケーションの必要性、緊急事態宣言解除後の対策、事前対策、流行の阻止対策、分散行動や分散行事のあり方、早期ワクチン接種、改正特措法の実効性ある駆使、法律の段階的適応や各知事の権限行使、給付の問題、感染症法に基づく宿泊療養や自宅療養の問題、パルスオキシメーターの活用、ワクチンの承認に基づく接種のあり方・方法等々・・・」
今後もさまざまな問題が発生し、事前の実効性あるシミュレーションの実施が必要になります。国内では政治的にも、オリンピックの是非の問題等、激動しています。個人的には、生活の維持や感染防止策の基本遵守、まだまだ昨年と同様の新生活対策や対応が求められていきます。行動の自粛や制限によって、子どもも大人も、すべての人が何らかのストレスを抱え、家庭に職場に悪影響を及ぼしている傾向が見られます。気持ちを引き締めながらも、どこかでゆったりと、ゆっくりした時間を確保して、悩みや問題が拡大しないよう心掛けて行かれることを祈念したいと思います。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
コロナ禍とともに①
コロナ禍での2021年がスタートしました。昨年に引き続きコロナ禍の自粛や生活上での注意・制限がつきまといます。しかたのないことですね。命にかかわることですから。いままで誰も経験したことのない新型コロナウイルスの世界的蔓延ですから、政府や都道府県、専門家の意見には従いながらも、個人的には細心の留意をして生活するしかありません。もう昨年から言い続けられている三密回避、ソーシャルディスタンス、マスク、手洗い、消毒などの基本的留意事項を徹底的に守り、何処へ行くにしても遵守意識を高めていくことが肝要です。これがなかなか実行されて行かず、感染者数がますます増加傾向にあるのは歪めません。何とかしなくてはなりません。国も、都道府県も、地域社会も、個人的にも。
12/2日には「ワクチン接種関連法」が成立し、接種費用は国が全額負担、国民は無料で接種を受けることが可能になったわけですが、肝心のワクチン接種時期がいつになるのか、迅速対応が待たれるところです。
12/18日には、米製薬大手のファイザーは、新型コロナウイルスワクチンについて、国内で初めて厚労省に承認申請をしています。これに先立ち、イギリスはすでにファイザー社のワクチンを承認し(12/2)、医療関係者などが優先接種しているということですし、アメリカでも接種は始まっているとのことです(12/14)。日本でも迅速なワクチン接種が待ったなしの問題となります。
さらには、新型コロナウイルスの変異種がイギリスで発見され、感染力がより強いとの報道がなされています(12/21)。悪いことに、この変異種が国内の空港で確認された(5名から確認)ということですから、新型コロナウイルスが変異して世界に伝播される危険性が出てきています。不幸にも、新たなパンデミックの到来が危惧されます。
これからの国内問題も山積しています。「若年者の感染者数が増加していること、事業者への財政的支援、給付金と罰則規定の問題、特措法改正の問題、医療崩壊、どこも逼迫している点、助成金、ワクチン開発と接種、緊急事態宣言の発令、危機管理の問題、教育・企業の進め方や働き方の問題、暮らしと雇用・・・」、厳しい状況の中で、どこまで見通しをつけて実行できるのか・・・、スピーディーな支援が喫緊の課題になります。折しも、国内の状況はコロナ禍のみではなく、日本海側を中心とした豪雪、さらには地震の虞など、自然災害のリスクも考慮して生活していかなくてはならない状況です。
災難が積み重なることは、実に苦しい限りですが、ここは何とかしてお互いが助け合いながら乗り切っていかざるを得ません。一人ひとりの自覚と責任にかかっています。今何をなすべきかは、すでに知れ渡っています。身近なところで、身近な人とともに手を取り合って、支え、寄り添いながら、コロナ禍の世の中を右往左往しながらも無事に通過していくことにいたしましょう。当相談室からも、切なる思いとお願いを申し上げたいと思います。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑳
今年も押し迫ってきました。コロナ禍の一年は、右往左往しながらも、コロナの情報に明け暮れ、日々の行動パターンへの試行錯誤の年でした。何をどうするにしても、コロナの影響を考えざるを得ない不安と苦痛の毎日であったといえます。今は収束どころか、第三波が押し寄せ、ますますそのリスクにあえいでいるかのようです。本当に今後どうなるのか・・・専門家でさえも予測しかねる状況を呈しています。
経済の問題、感染予防と感染者対応の問題、病院の逼迫の問題、PCR検査体制と拡充の問題、ワクチン開発やその副作用の問題、さまざまな不安の問題、個人・企業・国・地方それぞれの役割の問題、生活・くらし・雇用の問題、景気促進の問題、経済的支援の問題、学校やテレワーク支援の問題、社会的弱者への支援の問題、IT化促進の問題、行動制限や自粛の問題、飲食店等への助成金給付の問題、医療・介護現場へのサポート体制の問題、GO TO・・・の問題、支援のスピードの問題、6兆円追加措置の問題、医療従事者への手厚い手立ての問題、無症状者への検査と正しい検査体制の問題、二次的・三次的感染拡大防止の問題、緊急事態宣言の問題、旅行等のガイドライン設定の問題、差別・偏見・自殺対策の問題、生活保障全般の問題、感染の地域差の問題、給付の継続の問題、労働の移動の問題、安心できるセーフティネットの問題、女性への雇用と賃金の問題、非正規雇用・パート雇用の問題、各種相談窓口の問題、人・社会・国の分断の問題、離職者対策の問題、アフターコロナをどうするのかという問題、学生・若者へのサポートの問題、賃上げの問題、今後の日本経済の展開の問題、民間主導型経済対策の問題、格差の問題、新たな感染症対策の問題、感染症に強い社会の構築の問題、危機管理の問題、多様な働き方・人材育成の問題(外国人・女性等)・・・等々、困難で多様性を帯びている多くの問題が発生しつつあります。
私たちは専門家・非専門家にかかわらず、一つひとつの問題に対して関心と考察を重ね、コロナ禍の社会といえども、せめて明るい、よりよい希望の持てる社会を目指して日々、努力と研さんを実践していくことが大事であろうと思います。そのためには、一人よりも多くの人々が協力して前向きに進んでいけるような心意気が必要であり、相談をしたり、相談を受けたりすることがまずは先決になることでしょう。当相談室も以上の点を十分踏まえて徐々に前へと進むことにしたいと考えます。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑲
依然として新型コロナウイルス感染の蔓延がはびこっています。この時期は第三波の到来とも言われています。年内どころではなく、来年にかけても引き続き感染率の高さが予測され、感染防止のための基本に徹底することが益々求められます。細心の注意をして、感染しない、感染させないことへの意識を高めていきましょう。毎日、毎月、様々な国内外の事象が垣間見られます。ゆったり、のんびりしたいところですが、そうもいかない油断のならない世相がひしひしと感じられます。
政治的には「コロナワクチンの全員無料接種」が提案され、厚生科学審議会の分科会で了承されています。来年の夏以降のようですが、このまま感染拡大が続くようであれば、早めのワクチン接種が求められます。その他、政府のコロナ対策として、高齢者施設の面会制限を緩和(換気徹底を条件に)、菅内閣の支持率が7㌽減の67㌫、菅首相が温室効果ガス排出量の実質ゼロを2050年までに実現・携帯料金値下げ計画などを所信表明」、国際的には「トランプ米大統領がコロナに感染、北朝鮮が新型ICBMを軍事パレードで公開、核兵器拡散条約が発効に必要な50を達し来年1/22日に発効する(米国など核保有国や日本は不参加)」、経済的には「総務省が携帯料金値下げの行動計画を発表」、社会的には「いじめ認知件数が過去最多(前年度比7万件近く増加で61万2496件)、コロナ感染者が10万人を超え死者も1761人に達した等々」。
まさに激動の時代に生きながらも、コロナ禍の生死分け目の厳しい世の中に、身震いをしながら身を寄せている感じを強く持ちます。今後のことも心配になりますが、この心配や不安を抱きながらも今日、明日、明後日・・・と何らかの大小問わずの目標を持ちながら生き、過ごしていくことが賢明かと思います。その中にあって、悩みや不安・苦しみに耐えられない自分自身を感じるならば是非、相談室の門を気軽にたたかれ、お話しください。世の中、カウンセリングで言えば、そのスキルや技法の研修などが各所で開催されているようですが、カウンセリングではスキル云々よりも、人間理解・人間心理の理解・不安や苦痛の理解、そして大事な事は「普通に生きるすべを身につけること」が大事になります。その点を忘れたスキル研修には留意する必要があります。ごくごく普通の人間としての生き方、考え方を考察していくことが、曲がりなりにもカウンセリングにつながっていくものと確信しています。皆様方のご健康を祈念します。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑱
10月になりました。ほどよい秋の風が清々しく感じられます。台風の目も日本上陸を狙って太平洋岸をウヨウヨしてくるでしょう。新型コロナ感染数は、大都市は依然として三桁前後を行ったり来たりして不安をあおっていますが、今後も手を緩めることなく基本的な新型コロナ感染予防をして新生活の維持・継続に努めていきたいと思います。
9月は第99代首相に菅自民党総裁が就任しました。新型コロナ感染で世の中がくすぶっている中、国の行く末のかじを取る政権がクリァな真っ正直で透明性のある世の中を構築するための、もろもろの政策を提言し、実行していただきたいと痛感します。そして国のリーダーとして、国民の目線を直視し、誰にもおもねることなく、国や社会、一人ひとりの国民生活の豊かさの向上のために全力を傾注していいただきたいですね。政治・経済・社会などの諸問題や課題を明確に発し、国民の誠実な声を反映して信頼される政治を行っていく必要があります。これらすべては新政権に課せられた責務といえましょう。
新型コロナで世界の累計感染者数は3000万人を超えていますし、死者も100万人を超えたということです。今後ともさらに増加の傾向といわれています。ワクチンなどの新薬の開発が待たれますが、まだまだ現実化せず数年もかかるということですから、世間一般の自衛手段を講じて、いい意味で耐えねばならないでしょう。新生活ではストレスや体調の変化、働き方の変化、運動不足、食生活の変化、行動の変容など、どれをとっても生活に何らかの影響がでてきています。
自殺者が増加しているということです。特に女性で、10代や30代、40代に増えているようです。コロナ禍が何らかの形で影響しているようですが、私生活上の個人的悩み、仕事のこと、家族のこと、人間関係のことなど、どうすることもできずに苦しんでいる姿が脳裏をよぎります。本当は生きたいのに・・・どうすることもできずに、誰にも相談できずに、思い余って死を選ぶ・・・誰かが何処かで声をかけてあげたいですね。たった一言が生きる意欲につながります。周囲の目が大事になります。相談する機会もない・・・相談する場所もない・・・といわれますが、勇気を出して門をたたけば道は開かれます。この勇気は一人ではどうしょうもないかもしれません。知人や友人、家族の面々が気づいてあげることが大事です。気づいてあげましょう。同行してあげましょう。温かく、共感の心を持って。かけがえのない命ですものね。もう少し自分なりに生きていきたいと思っているはずです。その気持ちを想い、寄り添っていきましょう。お互いのためにも・・・。そのように念じながら当相談室もさらに継続してきています。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑰
この夏は例年になく猛暑を感じました。あわせて新型コロナウイルスが蔓延しているさ中、新生活を余儀なくされ、にっちもさっちもいかなくなる自粛の日々を過ごしてきました。勿論、今もこれからも、多少は行動制限が解除されるとはいえ、目に見えないウイルスの蔓延と細かな影響にさらに気を配らざるを得ないのでしょう。しかたがありませんね。日本だけのことではないわけですから。全世界が同じ非常事態に遭遇・対峙しているわけですから。
この間も、依然として新型コロナウイルスに関する情報が中心となって発せられています。コロナに関しては、「政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の感染状況の指標の判断~病床のひっ迫状況、療養者数など」「大規模イベントの参加制限人数は5千人を再延長」「世界の新型コロナ感染者数2千万人を突破、死者数は80万人超」「国内の感染者数5万人超、まさに今が第二波の真っただ中」、それに加えて今は、熱中症警戒アラートが東京・千葉・茨城に発令、今後は大型台風の襲来等々、二重苦・三重苦の不安や恐れ・苦痛が待ち構えています。
さてこれからの新生活はどうなるのでしょうか。いつまで、どこまでこの自粛・制約生活がつづくのでしょうか。慣れてきたとはいえ、コロナ以前の長い平時の生活が懐かしくなるのみでしょうか。早く平時の生活を取り戻して、自由に、忌憚のないおおらかな生活を謳歌したいと、誰もが思い描くことでしょう。新生活で個人の、社会の、国の、世界のありようが変わってしまうのは、実に惜しいという思いがありますが、世の中が変われば考え方、思いの内容、行動の変容があるのは当然と言えばそれまででしょう。是非とも、子どもから大人・年配者に至るまで、生活が変わることのよさやありがたさを共有できる社会の実現に奔走していくことが、責務と思っています。自分の周辺で、身近なことに、平凡でありながら、小さなことの変化に臨機に対応できるように努力したいと考えます。
相談室はいつでも、誰でも、問題や悩みを何とか少しでも解決したい人のために用意されています。コロナ感染防止とともに歩みながら、一歩一歩と着実に前進したいと思います
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑯
長い梅雨期から一転して今度は猛暑の連続日。熱中症に気を付けながらも、依然として感染が蔓延している新型コロナウイルスの猛威に神経をちがらせている毎日です。まさに新生活ですね。もうこの生活に慣れてきたとはいえ、行動範囲も限られ、心の萎縮も感じられます。これから世界が、日本が、社会全体が、身近な生活までが、一体どうなっていくのか、特にこれから何十年と生きる子どもたち、若者たちを考えると、気の毒ということよりも、日本の良さを活かした自由・尊厳・責任・解放・自立・共存・共栄などの精神をいたるところで発揮し、大いに羽ばたいてもらいたいと願うばかりです。日本人の謙虚さは美しく映りますが、立ち上がりの精神を原動力とした行動を示していくことが、若者から年配者にいたるまで必要になってきていると思います。それがないと、国も社会も委縮して生きにくい環境になってしまわないかと危惧するところです。政治家ができなければ、誰かが推進する・・・、そういう指導性やリーダーシップが欠落したした国の、社会の衰退が垣間見られます。未知の世界とはいえ、今後もいつ、何が起こり得るかも想定しがたい訳ですが、何があっても敢然と闘う精神は持ち続けていかないと、と思っているしだいです。
新型コロナウイルス、感染増加、感染拡大、東京都の警戒レベル(4段階)も深刻、感染死亡者も1000人越え、都内では一日の感染者数が300人越えも珍しくはなくなった、国内の累計感染者数は3万人越え、全国で一日あたり1000人越え(7/29)も、何ということでしょうか。今後が益々気になるところです。
このような状況の中で、当相談室も直接の来談は遠慮していただき、メールや電話での相談受理に切り替えています。悩みや問題発生は、いかなる状況であっても、あり得るわけで、新生活様式を基本的に推進しながら、お困り事は早期にご相談され、何らかのヒントを得て生活の向上に役立させていただければと思います。新型コロナウイルスと併せて、熱中症にも十分お気を付けいただき、この難局を乗り切っていくことにしましょう。
YKカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑮
新型コロナウイルスは、今後もさらに予断を許さない状況が続いています。第二波の兆候との見方もあり、都内でも感染者数が二桁から三桁に増加したり、近県や大阪などでも再度、増えてきています。また、夜の街だけではなく、家庭でも職場でもクラスターらしき状況が出ています。今後の成り行きが心配になります。感染症の専門家でなくても、今後も増え続けていくだろうという予想は立てることができます。毎日毎日の感染者数の推移を把握しながら、個人としても職場の中でも、いかように行動していったらよいかを念頭に入れていく必要がありましょう。いずれにしても、個人的には例のごとく「マスク・うがい・手洗い」の励行、「三密」を徹底して避けるための自粛・行動制限を肝に銘じて生活することに尽きるようです。仕事にしても徹底した感染防止に努め、自分や周りの人の命を大切にするしかありません。ここは「徹底」できるかどうか・・・にかかってきますね。
学校が3か月ぶりに再開(1日)、休校していた4都県や北海道などが学校の授業を再開しました。子どもたちも待ちに待った登校ですが、長期の休校を余儀なくされ、今後の学校への順応・適応がスムーズにできるように、友達との再会を喜べるように、何でも話したり相談できるように、みんなで感染防止ができるように、偏見や差別などがないように、学校・家庭・地域などのサポートで子どもたちが従前の精神状態で授業に専念できるように、また新生活様式としての授業のオンライン化に慣れ親しめるように・・・いろいろな子どもたちへの思いが脳裏をよぎります。
東京都では、感染拡大の兆候が表れたとして、都独自の警戒宣言「東京アラート」を発令しましたが(2日)、11日に解除となりました。さらに全国をまたぐ移動や1000人規模のイベントも解除になり(19日)、行動範囲も広範になりました。今までの制限から自由になつたとはいえ、感染が広がりつつある現状に不安やかなりのリスクが伴っています。
世界の感染者数は1000万人を突破し、死者数は50万人を超えたということですから、まさにパンデミックの図表ができてしまいました。恐ろしくも、今後さらに不安が付きまといます。年内は当然のこと、来年もこのような様相がアップダウンしながら、尾を切ることなく続くことでしょう。そして、今のような不安を抱きながらも、通常の生活や経済活動にも努めつつ、嫌が上でも基本的な感染防止対策を講じていくことが求められましょう。新型コロナウイルス禍の世の中で生きていくことは、誰にとっても初めてのことでしょうが、PCR検査やワクチン・薬の早期開発を願って止みません。こころの健康やストレス統制をするのにも、困難を来す世の中ですが、何か必要があれば遠慮や躊躇せずに誰かに何処かで気軽に相談したり、正常な自己発散を心がけ、「With・コロナ」の世の中を生きていくことにいたしましょう。
ykカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一
令和観⑭
新型コロナウイルスに関して、緊急事態宣言が各都道府県で段階的に解除され、全面解除になったのが5月25日でした。4月7日からの宣言発令からやっと解除されました。この新型コロナウイルスによる世界全体の死者数は30万人を突破、世界の累計感染者数も600万人を突破したとのことです。世界的に広がった新型コロナウイルスの脅威にも驚きますが、日本国内での死者の累計も500人を超え、感染者は15000人を突破しました。
経済的にも、巣ごもり消費と言われるがごとく、旅行や自宅外消費も減少、しかしゲーム機の消費額は前年比2.7倍ということで、自宅内での娯楽に一役買ったことになります。訪日客は前年比99.9%減、輸出の大幅な落ち込み、これらには残念なことですが、当然納得できますね。
社会的には、厚労省が国内初の新型コロナ感染症の治療薬として、抗ウイルス薬の「レムデシビル」を特例として承認しています。さらに、抗体検査のキットを承認、PCR検査に比して精度がやや落ちるようですが、迅速な判定が可能になるとのことで、喜ばしいことです。
前述の宣言が解除されたものの、依然として都内では二桁の感染者が出ている現状があります。自宅待機、休業要請に忠実に従い、やっと解除されたわけですから少しは扉を開いて、自由を謳歌したいとはいえ、感染のリスクはどこに行ってもあるようです。新型コロナの怖さを見せつけられます。政府、専門家の言う「新生活様式」が真新しい言葉として登場しています。勿論、この判断や決定には従わないといけませんが、習慣化が大事であり、新しい生活様式が当たり前になることが期待されます。まだまだ慣れていかないのではないでしょうか。この場に及んで、どうしても気のゆるみが出てくるのでしょう。そうすると、一旦は収束の兆しが見えるのもつかの間、あっという間に感染者が再び増加する傾向が読み取れます。また、新生活様式に馴染まない人も出てきますが、どうか非難せずに冷静に対応・見守ることも大切と言えます。
この新生活様式を実際の生活・暮らしにどう取り込んでいくのか、少し難しい気もしますが、今までの生活の全般を見直すいい機会になるよう努力していきたいものです。そして、自分だけではなく他人を守るためにも、必要なことはやっていくこと、またできそうなことは積極的に実践していくという気構えも大事になるでしょう。なかなかうまく溶け込めない人も出てきます。責めたり非難してはいけませんね。みんなで協力し合ってこの新型コロナに立ち向かっていくしかありません。そうすれば、お互いの生活の質を高め合うことにもなるというものです。
いずれにしてもこれからの生活は、いろいろな意味で変化があり、大変な様相を呈することになりましょう。感染防止のための意識の涵養とそのための行動、社会経済活動の活発な実践、この両輪をうまく軌道にのせていくことができるかどうか、適度なバランスをとった方向に誘導することができるかどうか、この点は私たち一人ひとりに課せられた責務にもなります。これらのことを日々念頭に入れて少しずつ仕事を進めていくことにしましょう。。
ykカウンセリング&心理相談室
代表 山田 幸一